ソフトウェア会社は品質問題で 年間最大 2,200 万ドルの余分なコストを負担している IDC調査レポート発表

コード レビュー後でも 欠陥が原因で約 3/4 の会社で「重大な問題」が発生

2008 年 8 月 4 日、サンフランシスコ発 – Coverity の支援による IDC の白書「Improving Software Quality to Drive Business Agility (ビジネス アジリティを高めるためのソフトウェア品質の向上)」において「デバッグに必要なコストは莫大で、組織の規模によって異なるが、一部の企業では年間最大 2,200万ドルにも達する。」との調査結果が報告されました。

また、同白書では、ほとんどの企業で採用されている既存のソフトウェア品質改善手法は、ソフトウェアの欠陥による内部・外部コスト削減には不十分であるということが明らかにされ、同時に、ソフトウェア開発企業で行う品質保証検査後であっても、ソフトウェアの重大な不具合が見つかり、欠陥の修復に膨大な労力と時間が必要とされていることが明らかにされました。

このホワイトペーパーは、2008 年第 2 四半期に行われた、従業員 250 ~ 10,000 人規模の北米企業に対して行われた調査結果を発表したものです。

 Coverity™ の依頼で行われたこの調査では、

開発者は、

  1. 現在コードが次第に複雑化していると考えており、そのうち63%が、今後更に複雑化すると予測している。
  2. この問題の影響と合わせて、回答者の 72% がデバッグ プロセスの問題は未解決のままであると考える。
  3. ソースコードの不具合の特定と修復に関して、社内品質保証QA環境がうまくいっており、 不具合のレベルについてとても楽観的に考えている。
  4. 現在のソフトウェアの品質は、1)地域的に分散した開発チーム、2)アウトソーシング、 3)既存のソースコード、4)オープン ソース コードの使用、5)および他のソースにまたがるマルチスレッド アプリケーションの出現の影響を受け次第に複雑化するであろうと考えている。
  5. その複雑化の証拠として、回答者の 50% 以上が、ソフトウェアの生産を開始してから最初の1 年間でパッチを必要とする重大な欠陥を 1 ~ 10 個検出した。

    と回答しています。

     IDC のアプリケーション ライフサイクル管理リサーチ担当のプログラム ディレクタ Melinda Ballou 氏はこの調査結果について、以下の通り述べています。 「高品質のソフトウェアがビジネスの主要な差別化要因であることに変わりはありません。これを支える業務部門と IT 部門には選択肢はなく、品質向上とソフトウェアの欠陥が原因のコストの増大を最小化することで対応するしかありません。開発組織は、より安全で管理されたソフトウェア実装を行うためのテストと合わせて、現状のプロセスと自動化されたコード解析のアプローチによるソフトウェアの品質の組織的なアプローチの両方を評価していくべきです。」

    「IDC と協力して、ほぼすべてのソフトウェア開発組織が何年もの間感じてきたこと、つまり「品質の問題」が大量のリソースを消費し、現場でソフトウェアの整合性をいまだに損なっていること裏付ける確かなデータを入手しました。現在の開発企業においては、貴重な開発者の能力を以前のリリースから残された問題のデバッグに使うのではなく新機能の開発に集中できるように、欠陥検出の複雑なプロセスを自動化する革新的なツールが必要です。」と、Coverity の CTO である Ben Chelf は述べています。

    Coverity の資金提供による IDC のホワイトペーパー「Improving Software Quality to Drive Business Agility」(文書番号 212971、2008 年 6 月) の完全版は現在英語版で以下からダウンロードできます。 http://www.coverity.com/library/pdf/IDC_Improving_Software_Quality_June_2008.pdf

    以上

    Coverity, Inc.(コベリティ インク)について コベリティは、米国サンフランシスコに本社をおくソースコード解析ツール会社です。ソフトウェアの開発工程の初期段階で、重大なソフトウェア不具合およびセキュリティの脆弱性を自動的に解析、検出するコベリティ の画期的な技術は、ますます複雑化するソフトウェア開発を効率的に行うサポートをしています。コベリティ社の製品は、何千万行ものコードに対応するだけでなく、フォールス ポジティブ率(誤検知率)が非常に低く、100% のパスをカバーしており、すでに 450 社を超える有力企業が導入しています。 おもな顧客には、サムスン、ARM、三菱電機、東芝、ニコン、野村総合研究所などがあり、コベリティ製品を利用して、ミッションクリティカルなコードのセキュリティや品質における不具合を検出し、品質の向上、開発の効率化に役立てています。同社の詳細は、http://www.coverity.com/index_jp.htmlでご覧ください。
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